FAQ お悩み/症状
- 歯周病ってどんな病気ですか?
- 歯周病とは歯と歯茎の間に細菌が入り、自覚症状のないままに進行し最後には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。
- 歯周病は必ずかかる病気なのでしょうか?
- 歯周病は必ずかかるわけではありませんが、現在日本人の約8割が歯周病と言われています。
- 歯周病では、どんな症状に注意すべきでしょうか?
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初期の歯周病は痛みも無く、ほとんどが無自覚で進行していきます。
自覚症状を感じるころには、重症化してしまい治療が困難になる場合も多いです。
✓歯茎から血が出てくる
✓歯茎が腫れている
✓歯が浮いた感じがする
上記のような症状がある場合は、一度歯科医院へお越し頂くことをおすすめします。
- 歯垢(プラーク)って何でしょうか?
- 歯垢はプラークとも呼ばれ、歯に付着している白または黄白色の粘着性の沈殿物で、非常に多くの細菌とその産生物(バイオフィルム)から構成されています。 また歯垢は強固に歯に付着しているだけでなく、薬品だけでは除去しにくい状態になっていますので、健康な状態を維持するためには、付着した歯垢をしっかりと歯ブラシ等で除去することが必要です。
- 歯垢と歯石の違いはなんでしょうか?
- 歯垢(プラーク)とは、歯に付いたバイオフィルムのことをいいます。
歯石とは歯垢(プラーク)が石灰化したものになります。
歯垢として歯にくっついたものが、時間が経過するにあたり石灰化し、歯ブラシでは取れない程固くなり歯にこびりつきます。
歯石は、軽石のように表面に穴が空いており、プラークにとっての格好の溜まり場になってしまいます。このような段階を経て、徐々に炎症が進んでしまいます。
- 歯はいつ頃磨けばいいでしょうか?
- 食事の後は、口腔内細菌の活動性が高まる為、食後の歯ブラシが理想です。不十分な歯磨きを一日三回毎食後にするよりは、夜寝る前の一回だけでもしっかり時間をかけて丁寧に行き届いた歯磨きをした方が効果的だと思われます。
- 口臭が気になるのですが、歯周病が原因でしょうか?
- 歯周病は口臭の原因の一つです。歯周病が進行すると、より口臭がきつくなります。歯周病治療を行うことで、口臭が改善される可能性もありますので、口臭でお悩みの方も一度ご相談ください。
- たばこは歯周病と関係があるのでしょうか?
- 喫煙は歯の周りの組織の病原菌に対する抵抗力を低下させ、歯周病にかかりやすくしたり、症状をより重くしたり、また、治療によって生じた傷口の治り具合を悪くします。よって、歯周病の予防や治療には、禁煙や節煙が大切になります。
- 一生懸命歯ブラシをしても歯周病にかかってしまうのでしょうか?
- 歯周病を予防するには歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境など、かなり行き届いた歯磨きが必要です。本人は十分磨けていると思っていても、実際には歯ブラシだけでは不十分な事がよくあります。
- 歯周病の対策はどうしたらいいでしょうか?
- 歯周病は口の中にいる細菌の塊であるプラークと呼ばれているものが直接関わっています。プラークが溜まらないように正しい歯ブラシの方法を覚えるのが大切です。 そして早期発見、早期治療が大切になってきます。
- 歯茎から出血するのはなぜ?
- 磨き残しなど残っている汚れが原因で歯肉が炎症をおこしています。炎症を起こした歯肉からは出血が容易に生じます。